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「ありがとう」と小さな奇跡の1年。2017年を振り返る。

by Yuka Sato

2017年振り返ってみる。

あと1時間ちょっとで、2018年がやってくる。

今年は体調を思いっきり崩して会社を辞めて、フリーライターになって、とてもめまぐるしい1年だった。
1年前のことが、つい昨日のようにも、5年くらい前のことのようにも思える。

兎にも角にも働き方・考え方含めて、さまざまな変化が起こった。
新年が来る前に、1年を振り返り、改めて変化を感じてみる。

 社会人としての「回復」

まずは、私自身の変化( 回復) について。
実は私は2017年2月、社会人1年目の冬にとある病を診断された。診断名は「適応障害」。

仕事や仕事の人間関係のストレスが原因だったので、今年話題になった過労・うつ状態の人を描いたマンガ『死ぬ辞め』 に出てくるような状況を、そのまんま経験。仕事を続けることが困難になったので、会社を休職したのち退職した。

退職した頃には症状はほぼ無くなっていたので、学生時代から少し経験のあるライターとして仕事を再開。一時はエンジニアになろうかなと血迷ったこともあったが、今も引き続きライティング・編集の仕事をしている。やっぱりこの仕事が楽しいし、レベルアップしていきたいと思っている。

ちなみに来年は @kkzyk さんのアシスタントをさせていただくので、また新たな一歩を踏み出す1年になりそうだ。

そんなこんなで2017年のテーマは、
「社会で働く・生きる、ひとりの人間としての回復」だった。

「ありがとう」と言えること。

この1年間に起こったことは、自分のことながら、小さな奇跡と感謝に満ちていたなと思っている。

あまり比較するものではないかもしれないが、やはり「メンタル不調」「新卒1年で辞める」の2つを同時に経験すれば、何年も闇の中を彷徨う(こんな表現でいいのか・・)ことになる人もいると思う。

最悪の場合「死」という選択肢を取ることになってしまう人もいるくらいだ。それから、あの事件については、どうしても他人ごとにできず、重さを感じている。

私自身は、まだ体調がすぐれないときにかけてもらった友人からの言葉や、新しい出会いに、取材相手の一言に、本の一節に、本当に救われたなという瞬間がいくつもあった。だから、割とスムーズに仕事に復帰できたのかもしれない。大げさではなく、その僅かな違いが積み重なって、生死を分けることもあると思っている。

で、結局何が言いたいかというと、今年はさまざまな仕事をしたり決断をしたりする中で「ありがとう」が素直に言えるようになって嬉しかったということ。そういう環境で、落ち着いて一人の人間として仕事ができることは、私にとって大きな進歩だった。

素直に感謝できる、素直に謝ることができる、そういう人の「強さ」を学ばせていただいた1年でもあった。

サクセスストーリーを紡がなければならない・・?

ここからはライティングの仕事について。

私は学生の頃に学生起業家などのインタビュー記事を書いていたこともあって、どこか癖になっているような気もするのだけれど、頭のどこかで「サクセスストーリー」を紡がなければならないプレッシャーを、自分自身にかけていた。

サクセスストーリーを引き出さなければ、伝えなければ、と思っていた節がある。

でも今年、私がとても影響を受けたWebメディア「soar」の盛り上がりや、イベントでのさまざまなストーリーを聞くと、世の中に大きく影響を与えたり励ましたりするストーリーは、分かりやすいサクセスストーリーだけではないことがわかった。「書く」ということで、どんなことを世の中に問うて・伝えて・繋いでいきたいのか、もっと考えたいなとも思った。

だから来年は、もっと多様な文体・目的で、ライティングをしてみたいなと思っている。

2018年、多様な価値観と生きる1年にしたい。

ちょっと長くなってしまったけれど、2017年を振り返って、変化や想いをつらつらと書いてみた。

今年1年の経験を踏まえて2018年は、ライティング・編集のスキルを高めることに加え、多様な価値観と共に、世界がもっと近くに感じられることをしてみたい。

さまざまな分断が起こるこの世界で、ライター・編集の仕事の意味とは、私自身の想いを伝える意味とは、一つそういうところにあるのではないかと思っている。

月並みな言葉・発想かもしれないけれど、ここできちんと言葉にしておきたい。

ここまで読んでくれた方、とってもありがとうございます。<(__)>
来年も、どうぞよろしくお願いします。


Yuka Sato
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